生まれるまでの赤ちゃんは、胎盤を通して
母親の血液が赤ちゃんに送り込まれていました。
胎盤を通過することで母親の血液から赤ちゃんの血液に変わるわけで、
胎盤から赤ちゃんにいく血液は酸素を十分に含んだ新鮮な血液で赤ちゃん用。

ママの体内に生存しながら、
赤ちゃんは子宮というまったく別の宇宙に生きていて
血液型も違えば血球の一つ一つに描かれた遺伝子も違います。

赤ちゃんは胎内で生きるために必要な血液を取り込み
不要なものを送り返します。

ちょっと専門的になりますが・・・

人の心臓から抹消に離れていく血管は動脈で酸素と栄養分を含みます。
逆に心臓に戻る血管は静脈で酸素の少ない老廃物を含んだ血液です。

赤ちゃんは臍帯で胎盤につながり、胎盤には母親の血管が入り込んでいます。
臍帯の血管の呼び名は赤ちゃん側から呼ばれるので
赤ちゃんから母親に行く血管は臍動脈で2本あります。
赤ちゃんの体に入ってくるのは臍静脈で1本あります。
ただし、中身は逆で臍動脈には赤ちゃんからの老廃物を含む静脈血。
臍静脈には酸素と栄養物をいっぱい含む動脈血が流れています。
その3本の血管が半透明のゼリー状の膜に包まれているのが臍帯です。

胎盤は赤ちゃんの命の源、臍帯は命綱です。
その胎盤や臍帯が元気でエネルギーに満ちたものであるためには
妊娠する前からの母親の健康状態や栄養状態が良好であることが大切で
タバコやアルコールは受精して着床したところに創られる胎盤の状態を
著しく悪いものにします。
粗悪な胎盤や臍帯で育った赤ちゃんは、生まれてからの状態を悪くしてしまいます。

健康な赤ちゃんを産みたいと願うなら、妊娠する前の生活習慣を大切に
食生活を含めた自分自身の体調が良いときに妊娠したいものです。

出産後、余力があったら是非、胎盤と臍帯をみせてもらってください。
胎盤と臍帯がしっかりしているなら、赤ちゃんが小さくても大丈夫、
元気に育ちます。
赤ちゃんがとてもぷりぷりして元気な場合の胎盤や臍帯は
やっぱりぷりぷりで元気です。
母親が妊娠高血圧があると胎盤が脆く小さい場合が場合があります。
それでも赤ちゃん自身はしっかり生きていこうと頑張っていて
元気に生まれてきます。その場合は頑張ってくれて赤ちゃんに感謝、感謝です。

ご自身の妊娠するときや、妊娠生活が赤ちゃんにとって望ましいものであったか知ることは
次の妊娠にむけて、とても大切なことです。
是非、胎盤と臍帯の確認をおすすめします。