子育てママの相談室

子育て頑張りすぎていませんか? 赤ちゃんの気持ちに気付いていますか?
子育てママの相談室から助産師・福田純子が 楽しい子育てを応援する小さなエッセイお届けします。
うれしいことも悲しいことも楽しいことも苦しいこともみんな人生の宝物。

2009年12月

冬の子育て その2

赤ちゃんがいると24時間ずっと暖房を使用している方がいますが、
極寒の地で大人が暮らす上でも24時間絶えず暖房を使う所でなければ
赤ちゃんの為だけの夜間の暖房は不要です。
とはいっても、体温の調節が十分にできない赤ちゃんですから
布団の掛け方や服の着せ方を工夫し、適度な温度を作って上げましょう。

服は冬でも2~3枚。
下着1枚+長い下着1枚+薄手の長袖1枚 状況により+ベスト。
ごろごろと寝返りするまでは、あわせタイプの下着がお勧めです。
合わせになっていると胸やお腹の保温したい部分が2枚になるので
下着2枚で、後ろは2枚、前は4枚の布があることになります。
寝返りの出来ない赤ちゃんは背中は布団についているので暖かいですが
動きの活発な赤ちゃんは、ぴょんぴょんと布団を蹴飛ばしてしまうので
気付いたら、いつのまにか何も掛けていない状態で寝ている場合もあります。

寝返りができるようになったら、寝返りしてもお腹がでない服にしましょう。
もこもことしたつなぎタイプの厚手のフリースのような服は、動くと暑いし
体の動きに制限が出てしまうので外出向きです。

フリース素材は静電気を呼んでしまうし埃っぽくなるので、見た目は温かそうで
肌触りもいいのですが、むしろ洗濯してもパチパチしない綿素材がお勧め。
毛布も家でこまめに洗える綿毛布にしましょう。

肌の弱い赤ちゃんはママの毛やポリエステルの服にも反応してしまいます。
抱っこされて眠くなってママの服にすりすりして頬がかさかさになることも。
モヘアや毛足の長いセーターはちくちくしてデリケートな赤ちゃんの肌を
刺激してしまいます。
セーターなどが直接赤ちゃんの肌に触れる場合はエプロンなどでガードしましょう。

夜は一緒の布団で寝てあげましょう。
冷たい布団では赤ちゃんもなかなか寝付かれません。
ただし、一緒に寝ていることを意識してあげてくださいね。
ママが寝返りするたびにふわふわと布団が動いては赤ちゃんも落ち着きません。
自信のない方は、赤ちゃんを寝かしつけるときに一緒に寝て、布団が温まって
赤ちゃんがぐっすりと眠りに落ちた頃、そっと抜け出してください。

寒いときに温かくない布団に一人で寝ていることほど寂しいことはありません。
夜中にオムツを替えるときもバサッと布団をめくってお尻丸出しで替えないでね。
なるべく寒くないように風を起こさない様にしましょう。

布団から出ている顔が寒いときは、バスタオルをロール状にまいて
頭から10センチくらい離して頭に沿ってアーチ型に堤防をつくってあげると
空気の層が頭部を適度に保温してくれます。
帽子を嫌がる子にはお勧めです。
ばんざいして寝る赤ちゃんの手も守ってくれます。
手足が冷たいとなかなか赤ちゃんは寝付けないので、寝付くまで
ママの手で包んで暖めてあげましょう。

寒いときの子育て その1

寒いですね~。
ラジオで世界の気象情報を伝えていました。

モスクワ 最高気温マイナス15度 最低20度
ロンドン 最高気温0度 最低マイナス・・・
・・・・

日本って、静岡って何て暖かいんだ・・・?

でも、やっぱり寒い・・・

暖かい病院を退院した赤ちゃんが帰るお家は様々。
すでに「冬の子育て」「退院後の育児」なんて資料はたくさんあって
子育て雑誌は資料満載で、一通りの目安となる知識はあるはずなのに

「家に帰ったら部屋は何度にすればいいの?」「服は何枚?」
「靴下は?」「帽子は?」「寝るときも暖房いれる?」「布団は?」等々。

いろいろ聞かれても、そのときの様子で・・・という答えでは迷うんですよね。
目安となる知識はあっても応用していくことがうまくできない・・・。

世の中、いろんなことがマニュアル化されて
マニュアルがないと動けない人が増えています。
マニュアルは様々な考えの人が同じことをしようとするとき
事故を起こさないために、最低限のことが守られるために
作られたもの。それぞれの判断力にゆだねるのではなく
マニュアルに沿って行うということで最低ラインを守るものですが
子育てにマニュアルはなく、たとえばマニュアルを作ろうとすると
例外があまりにも多くて作りきれない。

たとえば、部屋の温度は26度くらいが良いとした場合
アパートのような気密性のたかい部屋では室温が23度くらいでも
体感温度は結構暖かいし、日当たりがよければ暖房を使わなくてもいい。
逆に広い昔ながらの家屋では暖房で26度設定にしても、どこからか隙間風がはいり、
なかなか暖まらないから30度設定にしないとだめ、という場合もあり
そんなことまで配慮すると膨大な資料になってしまいます。
ひとつのラインが示されたら、それを理想として、さて現実にはどうするか
考え、試行錯誤し、失敗しながら学習し、「我家はこれ」と
決めていくしかありません。

人間は変温動物ではないので、きちんと食べて(母乳やミルクをのんで)いれば
寒い中でも体温を保持する機能が働き、ちゃんと37度前後の体温を保てるはずですが
赤ちゃんはそうした機能が未熟なために、ちゃんと環境を整えてあげないと
体温を上手に保持することができません。
低体温になると活力が落ちて新陳代謝も悪くなり、食欲もなくなり
免疫機能も落ちてしまうので、赤ちゃんの体温には十分気をつけてあげましょう。
いちいち体温を測らなくても、手足が冷たくないか、顔色や唇の色は青くないか
元気に手足を動かしているか、をみましょう。
寒くてはかわいそうと部屋の温度を上げすぎて汗をかいてはいませんか?
赤やんを取り巻く環境をよりよくすることも大切なママの子育ての第一歩。
物言わぬ赤ちゃんの表情や仕草から満足や安心を読み取る努力をしましょう。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
記事検索


QRコード
QRコード

  • ライブドアブログ